
広島はしたたかだった。バランスの取れた守備ブロックを敷いてアビスパにチャンスを与えず。奪ったボールは1トップのドウグラス ヴィエイラにシンプルに預けてリスクを犯さない。それでいて、タイミングを見計らって左サイドから質の高い攻撃を展開。90分間にわたってアビスパの守備に脅威を与え続けた。前線からのプレスと素早いプレスバック、そして球際の強度の高さを武器に戦った第1戦とはまったく違う戦い方だったが、異なる戦い方を高いレベルで表現する広島とアビスパの力の差は明らかだった。
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