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迫力の紅白戦。福岡らしさは取り戻せたか?

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中倉一志=取材・文・写真
前日のトレーニングマッチのため、比較的リラックスしたムードで行われた午前中のクールダウン。その雰囲気が一変したのは午後の戦術練習が始まった時だった。大きな声で選手たちを叱咤するマリヤン・プシュニク監督。少しでも消極的なプレーが見えれば、その場でトレーニングを中断。選手に腕立て伏せを要求する。そして、その声を跳ね返すかのように、選手たちは必死の形相でボールを追い、そしてゴールに向かって、前へ、前へと仕掛けていく。

「去年と比べてメンタル的に少し下がっている」。
練習前、思うようなサッカーを表現できない選手たちに対して、プシュニク監督は危機感を露わにしていた。シーズンインに際して順位目標を掲げず「J1昇格は現実的な目標ではない」と話していたプシュニク監督だが、それは諦めているという意味ではない。「野望がないわけではない。どんな時でも最も大事なことは勝利」と話す指揮官がこだわるのは、どんな時でも勝利。そして、戦う姿勢を100%発揮する姿勢だ。朝一番のミーティングで大きな声を出したのは、そんな気持ちを選手たちに伝えたかったからだ。

そしてもうひとつ。今年は、いつものシーズンとは違う特別な想いもある。今年は福岡が再建に向けて新たにスタートする年。昨シーズン末に明らかになった経営危機を脱するためには、フロント、職員、チーム、そして福岡に関わるすべての人たちが、それぞれの役割を100%果たす以外に道はない。すべてが一度に変わるわけではないが、まずは福岡を支えてくれる人たちに気持ちを伝えるためには、チームが必死に戦っていることをピッチの上で表現することが何よりも大切という気持ちもあっただろう。

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その気持ちは、この日の最後に行われた紅白戦にも表れていた。プシュニク監督は、紅白戦は必ず選手をシャッフルして行う。しかし、この日のメンバーは、現時点で最もレギュラーに近いと思われるメンバー11人でチームを組んだ。シーズン中も、試合直前であっても紅白戦のメンバーを固定しないのがプシュニク流。しかも、キャンプ3日目ということを考えれば、この日の組み分けは異例とも言えるものだった。

そして、選手たちも自分たちの想いをピッチにぶつけた。先頭を切ってゴールを目指したのは森村昂太。前日の練習試合では福岡の目指す「前へ」のサッカーを表現できずに途中交代を余儀なくされたが、この日は、これでもかというほど前へ出た。まだまだ監督の求めるものを表現できずに何度も「腕立て伏せ」をさせられていたが、自分を変えようとする気持ちが、ありありと伝わってくる。そして、10分程の紅白戦は、レギュラーに近いと思われるチームが圧倒。ほとんどハーフコートゲームだった。

4日にはキャンプ2度目のトレーニングマッチが九州大学生選抜との間で行われる。そこでも、気迫あふれるプレーを期待したい。

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