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【無料記事】【記者会見 J2第3節 福岡-長崎】「勝利を信じて最後まで落ち着いてプレーしてくれた結果」/手倉森誠



2020明治安田生命J2リーグ 第3節
日時:2020年7月4日(土)19:03キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム
結果:アビスパ福岡 1-2 V・ファーレン長崎
得点:[福岡]鈴木惇(49分)、[長崎]富樫敬真(80分、90分+4)

◎手倉森誠監督(長崎);
Q:試合を振り返って
「序盤から今年やろうとしていたボールを動かすというところが上手くできて、その分、アタッキングサードに入った時に慎重になりすぎた攻撃をやりすぎた。それに対して、ダイレクトプレーの福岡に手を焼いてフリーキックを与えて先制点を許してしまった。そんな中でも、交代でどんどん、どんどん勢いをつけていって、今度はショートパスと少しアバウトなビクトルへ預けるボールからチャンスを生み出して、それが上手くはまって逆転できた。まあ、九州ダービーだし、簡単にいかないゲームは覚悟したんですけれども、本当に選手たちがしぶとく、自分たちの勝利を信じて、最後まで落ち着いてプレーしてくれた結果だなと思います」

Q:去年は先制されると下を向いてしまってなかなか逆転できないゲームが多かったですけれども、今日は逆転勝ちしたというところで、選手のメンタリティのタフさのようなものが感じられたのではないでしょうか?
「崩されてやられたわけではないですけれども、先制点は敵地ではちょっと重苦しい部分があった。だけども、落ち着いてやれたのには、今シーズン、ベンチワークというかね、コマがそろっていることに対して、みんなが信じあえてる、出る人、出る人で、目の前の困難を解決していこうとする姿勢が、今日、チームにはあったなと。選手たちの理解力と焦れないタフさに感謝ですね」

Q:失点直後のイバルボ投入でしたが、失点したらすぐに入れるというプランだったのでしょうか?
「後半の頭にビクトル(イバルボ)を入れようかなと思っていたんですけれども、あの失点は、おそらくハーフタイムの頭で入れなかった天罰だったと思っています、自分の中では」

Q:前半、なかなかスペースを見つけることができずに、後半もその流れが序盤は続いていましたけれど、イバルボが強引に行って、強引に行ってということで突破口を開いて、そこで攻勢に出ることができたと思います。その辺は監督はどのように分析されていますか?
「2列目には確実にボールが入ると。けれどもその先のユニットを破るパスだったり、ランニングが出せなかった。そこでは攻撃で慎重になりすぎたなという感じだったんですよ。2列目の選手が畑潤基に近づいたプレーをしなければコンビネーションが生まれないですよ。そうなったときにビクトルのところで1回収めてという狙いと、ビクトルが入っただけでは、まだまだ相手に脅威が足りなくて、潤基が(富樫)敬真を出して、中の2人で収まりどころを作ったところ、2列目もようやく活きてきたという感じでしたよ」

Q:試合前にSBを揺さぶることとおっしゃっていたと思いますが、今日は前の仕掛けはできたんだけれども、いまひとつ崩せなかった。この部分というのはコンビネーションが足りなかったのか、それとも、もう少しチーム全体として横に揺さぶりたかったということなのか、どちらでしょうか?
「ひとつは福岡が今日はSBを押し出してきたという、守備のやり方として。アプローチに来た分、こっちも2列目のところでこねてしまった。そこでパスを近い距離で2本、3本手数をかけたところで攻めあぐねたというところだったんですよね。ただ、前半の最後の方でルアンから集結させたボールをカメ(亀川)にはたいて、カメのクロス、前熊が外でヘディングという、ああいうもっとシンプルで良かったと思うんですよ。そういう意味では持たせられた、逆に持たせてもいいような守備を福岡はきっちりやっていたなと。だからFKで取られたところまでは術中にはまるのかなという感じでしたけれど、仕掛け続けて良かったと思います」

Q:今年の長崎は戦力が非常に豊富だと言われています。コマも豊富だと監督も先ほどおっしゃっていました。逆に言うと、選ぶ方の難しさ、大変さがあると思うんですけれども、どういったところが、一番、今回考えられましたか?
「本当に難しいんですよ。ただ、この間の再開幕からの流れというのが自分の中にはあって、調子を落していなければ筋書き通りに選手を選ばせてもらって、置いて来ている選手たちに対しても、『ちょっと我慢しておいてくれ』という話をしているので。連戦になれば本当に全員の力が必要になるんだと。今日は本当にスタッフの役割、ベンチの役割を果たしてくれたのに対して、これから連戦になった時に、その節、メンバー外だった役割というのがね、必ず果たせる時が、次の3連戦で来ると思います」
[中倉一志=取材・構成・写真]


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