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【無料記事】【ニュース&レポート】九州・山口で広がるボランティアの輪。そこには各クラブを支える様々な“応援”の形がある



九州では初開催となる「九州スポーツボランティアサミット」が25日、福岡市NPO・ボランティア交流センター「あすみん」で行われた。アビスパ福岡・大分トリニータ・ロアッソ熊本のボランティア団体の呼びかけで集まった九州・山口の7クラブ、総勢54人が各団体の活動紹介やグループ懇談などで交流を深めた。

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主催者のアビスパ福岡ボランティア代表の挨拶でスタート

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活動紹介のトップバッターは、アビスパ福岡ボランティア。ニーズに応じた3班体制の活動時間の細かな設定や選手との交流もある活動特典についての説明が行われた。

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続いては、サガン鳥栖のボランティア団体「アシストクラブ」の活動紹介。設定されている活動区分以外に「クリーンサポーター(アシスト登録外)」も存在。スタジアム美化活動として、試合後のゴミ回収のお手伝いを行っている。

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J3に降格してもボランティア人数が増加したというロアッソ熊本のボランティア団体「ロアッソ熊本 スタジアムアテンダント」の活動紹介。他クラブを参考に毎試合、ボランティア参加者数をスタジアム内に掲示。それがスポンサーの目に留まり、寄付によって代表者が身につけているユニフォームが制作された。ボランティア参加者全員に配布されている。

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1996年から大分FC主導でボランティア活動がスタートし、2003年J1昇格を機に立ち上がった「大分トリニータボランティアの会」の活動紹介。Jリーグ屈指の登録会員数を誇る会は、11のセクションに細分化されている。

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2016年シーズンから「ユナキャスト」の呼称になった鹿児島ユナイテッドFCのボランティア団体の活動紹介。名前の由来は、某テーマパークのようにゲストと一緒に共有していくキャストとしてそれぞれの与えられた役(仕事)を全うできるようにと願いを込められたもの。

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レノファ山口FCをサポートするボランティア団体「Team BONDS」の活動紹介。活動日は試合前日や当日キックオフ9時間前から等と多岐に渡る。活動紹介映像は、ホームゲーム時に維新みらいふスタジアムでも流される時もあるそう。代表者が身につけているボーダーのシャツは、スポンサーから提供されたもの。年間40時間以上の活動でプレゼントされる。

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高田社長とヴィヴィくんでお馴染みのV・ファーレン長崎のボランティア団体「V-CREW」の活動紹介。参加者にはスタジアム内で使用できる500円分のクーポンが配布される等の特典に加え、近隣大学との連携で参加人数増加を図っている。

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各団体の活動紹介終了後はグループ懇談。「どうすればボランティアの魅力を伝えられるか?」、「どうやったら参加者を増やすことができるのか?」、「どうやったらもっと良い組織づくりができるのか?」などテーブルごとに分かれ、各クラブの類似する課題に対して、参加者皆で知恵を絞り合い、解決策を模索した。

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休憩時間中も意見交換は絶えない。クラブの垣根を超え、お互いをリスペクトしながら「笑顔」でコミュニケーションをとる。有意義な時間が流れていた。

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最後は参加者全員で記念撮影。ボランティアの方々のやりがいとして一番大きいのは、観客の皆さまからいただく「ありがとう」の言葉だそうだ。今シーズン、九州・山口の各スタジアムで各クラブを支えるボランティアの皆さんに出逢ったときにはその言葉
を掛けてみるのはいかがだろうか。
[武丸善章=取材・文・写真]


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