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【フットボールな日々】今年のアウェイ遠征は沖縄から。癒しの空間でソウルフードを味わう~アウェイへ行こう:沖縄編1



今年最初のアウェイ旅は沖縄。アビスパを追いかけて沖縄本島に足を運ぶのは2006年に恩納村で行われた一次キャンプ以来13年ぶりのことになる。この年にはW杯による中断期間中に石垣島でもキャンプが行われたが、この2回の遠征で味わった沖縄の空気感が気に入って、またいつか行ってみたいと思っていた場所だ。日本有数のリゾート地だけに遠征費用が気になっていたが、幸い2月下旬は観光シーズンから外れていて飛行機は格安。しがないフリーランスにとっては何よりもありがたい。

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沖縄入りは試合前日の23日。最大の目的がアビスパとともに開幕戦を勝利で飾ることにあったのは言うまでもないが、アウェイ遠征の目的はそれだけにとどまらない。今回のサブテーマは沖縄の大衆食堂で沖縄庶民のソウルフードを味わうこと。午前中の飛行機で那覇空港へ降り立ち、早速、目当ての店へと足を運ぶ。お店の名前は「三笠」。ゆいレール「県庁前」駅から徒歩5分のところにあるうちなんちゅ御用達の店だ。

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さて、店内は期待通りの大衆食堂の風情。観光客がいないのもいい。そして「ちゃんぽん」をオーダーする。沖縄のちゃんぽんは、野菜とランチョンミートを炒めて玉子でとじたものを皿に盛ったライスの上にかけたもの。なかでも「三笠」のちゃんぽんは独特のレシピで、ひき肉と玉ねぎのみじん切りを甘辛く炒めたものを玉子でとじたものがご飯の上にかかっている。かつ丼のような、すき焼きを甘くしたような濃い目の味付けで汁だく、そしてボリューミー。気取らずにガツガツ行くのが流儀だ。

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ブランチの後は食後の運動もかねて「三笠」から10分ほどの「波の上うみそら公園」へ。まだ海開きが済んでいないせいか観光客の姿は0。けれど地元の人たちが思い思いにのんびりと過ごしている。エメラルド色に輝く海の色は沖縄ならでは。喧騒とは程遠く、観光地と言うよりも地元の人たちの憩いの場所のような風情。ゆったりと流れる時間に身をまかせながら、心が癒されていくのを感じる。

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ビーチの東側に広がるのが「若狭海浜公園」。こちらにもゆったりとした時間が流れる。ベンチで泡盛片手に静かに過ごすおじさんたち。人工池で水遊びに興じる子どもたち。そして、どこからかBIGINの歌が聞こえてくる。まるで絵にかいたような沖縄の風景だ。人工池をのぞき込むと、そこには無数のアメンボが水面を走っていた。最後にアメンボを見たのはいつだったろうか。数10年ぶりの再会に、子供の頃、水たまりを走るアメンボを追いかけていたことを思い出した。

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さて、あちこち歩き回って沖縄の空気を吸ったあとは、この日の最後の目的地である牧志公設市場と、公設市場を取り囲むようにして店が連なる場外市場へ。沖縄の食のすべてが揃う公設市場には普段は見ることのない魚介類や、生の豚足、ちらがー等々、沖縄ならではの食材が並び、場外は食料品から装飾品まで、ありとあらゆるものが売られている。観光客が多いとはいえ、地元の熱気が感じられる市場や商店街は、私の大のお気に入りの場所だ。

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辺りが暗くなったら当然足を運ぶ場所は決まっている。公設市場の裏側に広がる飲み屋街。迷うことなく選んだのは「足立屋」。この雑多な雰囲気がいい。しかも安い。オリオンビールとハイボール用のグラスに注がれた泡盛ロック、ジーマーミ―豆腐に生マグロで合わせて1340円。カウンターに1人陣取り、うちーなーぐちを肴にしてオリオンビールを流し込めば、至福の時間がやって来る。

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そして、この日の締めは「足立屋」の向かいにある「ソーキそば専門店 田舎」。390円という常識外れの値段もさることながら、常連客以外は入ることはないだろうと思われるたたずまいに惹かれて入店。まずはスープをそそる。鰹と豚骨で取った出汁が体に染みていくのを感じる。そして大きなソーキにかぶりつけば、口の中にソーキの旨みが広がっていく。平たい麺のもちもちした食感もいい。まさにキタナシュランとはこの店のこと。沖縄1日目は大満足。明日の戦いの鋭気を存分に養って市場を後にした。
[続く]
[中倉一志=文・写真]
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