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【アビスパ's Voice】「怪我人がたくさん出ているのは満点ではないが、全員の意識や取り組み姿勢には満足している」/井原正巳


【中倉一志=取材・構成・写真】
内容:練習後の共同囲み取材
日時:2018年2月9日(金)
場所:清武総合運動公園

◎井原正巳監督;
Q:キャンプは明日の練習試合を残すだけになりました。このキャンプを、どのように総括されていらっしゃいますか?
「1週間少しの間に3試合の練習試合を行うゲーム中心のキャンプですが、ゲームを通してゲーム体力を戻すことに加えて、戦術的なところの浸透をどこまでさせられるかというのをテーマに取り組んできました。ゲーム体力的なところは、出ている選手は戻ってきたと思いますし、チームの戦術的なところのベースというのも、全員の共通理解も含めてアップできたと思います。ただ、怪我人が多く出てしまったので、その辺りは不安材料でもありますし、14人くらいしかいない中で、練習生を含めての練習になっているので、内容は濃いキャンプになっていると思いますが、まあ、怪我人のところだけですね。
でも起こってしまったことはしょうがないので、開幕までの2週間でどれだけ戻ってくるかということでしょうし、シーズンを通して、いるメンバーで戦っていくというのがチームだと思うので、元気なメンバーで、しっかりと開幕に向けて調整していきたいと思います。
明日のゲームを終えて、どういうキャンプだったのかというのは総括できると思うし、ゲームでいい形を出せれば自信も深まるし、マリノスに勝ったゲームというものも含めて、明日の岡山戦は、しっかりと戦えればと思います。
チームとしては、マリノスさんと岡山さんは違うし、もちろん、栃木さんとも違うし、そういういろんなスタイルのサッカーと、このキャンプで戦うというのはシーズンを戦う上で大事なことだし、そこで課題を見つけて、次につなげていければと思います」

Q:どんなところをチェックしたいと思われますか?
「やってみないと分からないところはありますけれども、自分たちのベースというか、攻守において、自分たちが狙いとしていることを出してほしいと思います。その中で、守備のところは相手のリアクションと言いますか、ボールを奪うためには自分たちからいい守備をしないといけませんが、そのやり方は相手によって変わって来ると思うので、その辺をしっかり整理してできるかどうかだと思います。攻撃の方は、ずっとシーズン当初からやって来たことも含めて、去年とはちょっと違う形も生まれてきているので、それを出せるかどうかだと思います。岡山さんが、どういう戦い方をしてくるのかによって全く変わってきますけれど、攻撃に関しては、自分たちがボールを持っているときに、いかに相手のゴールに向かっていい形の攻撃ができるか、そういう時間が増やせるか、相手の守備の形、状況に応じて、そういう使い分けができるのかというところがすごく大事になってくるので、それをまた明日、確認できればと思います。岡山さんはシステムも含めてどういう形で来るのかというところもあると思いますが、それに対して、中の選手たちが自然に反応できるかというところもあると思います」

Q:キャンプ前から緊張感が高く、ガチガチとぶつかり合って、少しチームの雰囲気が変わって来たように感じますが、その辺りは、どのように感じていらっしゃいますか?
「キャンプ中も落とさずハードワークしようということでしたけれど、選手も意識してやってくれていると思いますし、以前も言ったように、競争の意識、開幕に向けて、またシーズンに懸ける想いというところで、それぞれ強い意思を持ってやってくれているので、そういうところはすごく感謝していますし、選手の雰囲気づくりというか、そういうものも自覚を持ってやってくれているかなと思います」

Q:キャプテンを決めないことについて少し心配していましたが、監督が仰るように、1人、1人が自覚を持って、いい雰囲気が作れているように思います。
「そうですね。キャプテンマークを巻いて試合をやるだけでも、その選手も引き締まるし、もちろんトレーニングの時は全員がリーダーシップを持って、いろんなコミュニケーションを取ってくれればいいし、ゲームの時は選手にやらせるのも非常にいい効果があるのかなというのは、改めてこちらも感じているところでもあります。キャンプから戻って開幕までに決めるのか、このままいくのかというところは、また結論を出すと思いますが、このままの流れで行くのも悪くはないのかなと思います」

Q:明日の結果にもよりますが、総じて、いいキャンプができたというところでしょうか?
「明日次第ですね。怪我人がたくさん出ているところは、どうしても満点ではないし、そこは残念なところではあります。ただ怪我は起こしたくて起こったことではないので、全員の意識とか、キャンプの取り組み姿勢には満足しているところではあります」

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