
【中倉一志=取材・構成・写真】
2017明治安田生命J2リーグ 第26節日時:2017年8月5日(土)19:03キックオフ
会場:町田市立陸上競技場/3,334人
結果:FC町田ゼルビア 0-1 アビスパ福岡
得点:[福岡]ウェリントン(57分)
◎井原正巳監督;
Q:試合を振り返って
「今日も大勢のサポーターが駆けつけてくれてパワーを送ってくれました。結果的に勝点3を取ることができて本当に感謝しています。町田さんには、ホームゲームで悔しい負け方をした中、今日はリベンジをしようということで試合に入りました。立ち上がりからいい形でゲームには入れたと思いますし、いい形も多く作れたと思います。前半はゴールを割ることはできませんでしたけれど、後半にいい形でゴールが生まれ、最後まで全員が戦う姿勢を持って、集中力も保って、なんとか1-0という形で逃げ切ることができました。この勝利を次につなげて、またアウェイでの京都戦がありますので、そこへ向かっていい準備をしていきたいと思います」
Q:相手があるので一概には言えませんが、山形戦、前回の町田戦も含めて、終わらせ方というのが課題だったと思います。後半、かなり押し込まれましたが、終わらせ方という点では、監督はどのように見ていらっしゃいますか?
「そこはまだまだ課題かなとは思っています。いかにマイボールをいい形で押し込んで相手陣内で回すことであったり、しっかりとコーナーで時間を使いながら攻撃をいい形で終わらせることであったり。そういう時間帯を増やしていかないといけませんが、ちょっと受けてしまって、ボールになかなか行けずにラインが下がってしまったことが反省点であると思っています。何人か新しい選手が入っている中で、その辺の意思統一を高めていきたいと思います。ただ、最後のところは集中力を保って無失点という結果を残しているわけで、そこは全員の気持ち、体を張るところは続けつつ、より改善できるところはしていきたいと思います」
Q:今日はサイドチェンジが非常に効果的に見えました。その辺り、どのように見ていらっしゃいますか?
「今週1週間、サイドチェンジの練習は、チームとして意識させてやってきました。町田さんはボールサイドの守備が非常に固いですし、人数をかけて来るので、それをしっかりとかいくぐるために、そういった狙いを持って試合に入ろうとも言っていました。選手もしっかりと意識して、前半も、いい形につながる効果的なボールを何度も入れてくれていましたし、最後のところのフィニッシュが決まらずにゴールは決まりませんでしたけれど、かなりトレーニングの成果が出たのかなと思っています」
Q:自陣で奪ったボールを低い位置でつなぐというシーンが多かったと思いますが、相手のプレスをかいくぐるシーンがあった一方で、自分たちで苦しくしてしまった状況もあったと思います。井原監督の目指すところを踏まえて、その辺りはどのように見ていますか?
「今日の町田さんは、本当にシンプルにボールを入れてこられたので、今日はセカンドボールの争いになるということを、特に意識させていました。そこで奪ったボールをしっかりとつなぐ時と、我々も押し込んで前へ運んでいく時の判断を、より高めていくことが大事だと思いますし、危ないシーンを作られた時は、奪ったボールを奪い返されたり、前からのプレスにかかったりという形でしたし、そういうシーンが何回かあったので、そこは次への課題としていきたいと思います。奪った時の周りの選手の準備とか、とポートとか、そういうものの質をより高めていかなければいけないし、前線の選手も動き出してあげなければいけないとも思いますし、その辺りを少しでも改善できればと思います」
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