
【武丸善章=取材/中倉一志=構成・写真】
2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第8節日時:2016年8月14日(日)19:04
会場:レベルファイブスタジアム/16,530人
結果:アビスパ福岡1-2鹿島アントラーズ
得点:[鹿島]赤﨑(27分)、鈴木(80分)、[福岡]駒野(90+5分)
◎石井正忠監督(鹿島);
Q:試合を振り返って
「まずは、この福岡の地まで、たくさんのアントラーズサポーターの方が応援に来てくださって、また、テレビの前でも応援してくださっていると思いますが、そのファン、サポーターの方たちに、久しぶりに勝利を届けることができて、本当に良かったと思います。前半、FWのコンビネーションから良いタイミングで裏をつく動き、それに対して夢生(金崎)からのスルーパスと、FW2人のコンビネーションで崩す形で1点取れたということが、今日の(試合の)ポイントになったと思います。まずは、失点しないで先制点を取ることが鍵だと思っていたので、そういう点では、前半の1点というのが今日のポイントになったと思います。福岡は、シンプルにボールをつなぐ形から攻撃する、あるいは、長いボールを入れて、そこのセカンドボールを拾うという形の攻撃が多くなると思っていたのと、あとは自分たちが攻めている時のカウンターが多くなると思っていたので、その辺りは上手く対応できていたというふうに思っています。後半は、こぼれ球の形だったと思いますけど、優磨(鈴木)が抜け出して冷静に2点目を決めた後、オウンゴール(公式記録では駒野のゴール)という形で、最後に失点してしまいましたけれど、壁の位置だったりとか、入っている選手のポジショニングとか、細かいところではありますけれども、そういったところはしっかり修正していかなければならないと思います。全体的には、まず守備が安定してきたところは非常に評価できると思うので、あとは攻撃のところで、今日みたいなコンビネーションで崩したり、中央からだけではなくてサイドを起点とした攻撃など、いろいろなコンビネーションからゴール前に迫力をもって飛び込む形というものを、これからどんどん作っていけたらいいなと思っています」
Q:先ほど、対戦相手のアビスパ福岡の攻撃について言及されていましたが、1stステージと比較して、想定通りの戦い方をしてきたという認識なのか、それとも、変化が見えて、その上で、守備の対応をされていたのでしょうか?
「福岡のメンバーにもよると思いますけど、ウェリントン選手が1stステージで戦った時はいたので、長いボールが多かったと思いますが、それよりも、しっかりビルドアップのところからつなぐ形というのが2ndステージから多くなっているという分析はあったので、まずは、そこをしっかりと対応しないといけないと思っていました。あとはDFラインの背後への動き出しというのも、非常にスピードがあるので、その辺は対応にしなければならないと(選手に)言っていました。しっかりとしたビルドアップのところの精度が上がったところが(前回の対戦と)変わった部分ですし、裏への抜け出しのスピードというのは1stステージから引き続いてあるなと感じました」
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