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J2第4節 磐田vs.福岡プレビュー


【中倉一志=取材・文・写真】
2014Jリーグ ディビジョン2 第4節 ジュビロ磐田vsアビスパ福岡
3月22日(土)19:00キックオフ(ヤマハスタジアム)

評判通りの実力を見せる磐田
開幕戦こそ札幌に敗れたものの、第2節では讃岐を4-0で、前節は熊本を3-1で下して2連勝。3試合で放ったシュート数46本は山形に次いでJ2では2番目で、被シュート数19本はJ2で最も少ない数字。磐田は、その実力をいかんなく発揮している。前田遼一、駒野友一、松井大輔らW杯戦士をはじめ、個々の選手の能力が高いのはもちろん、個の能力に頼らずに組織で戦うチームの実力はJ2では抜きんでている。

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 第3節(3/16対熊本戦)
最大の特長は、流れるようなパスワークに支えられる攻撃力。自在にボールを動かしながら相手の守備網に穴を空け、ここぞと言うところで個の能力の高さを発揮してゴールを目指す。その中心にいるのが前田。得点能力の高さは言うに及ばず、高いキープ力と体の強さを活かしたポストプレーは、磐田の攻撃の源とも言えるものだ。その周りを自由に動き回るポポがチャンスを広げれば、左からは山崎亮平がスピードに乗ったドリブルで仕掛け、右からはサッカーセンスにあふれる松井が虎視眈々とチャンスを狙う。そして、この強烈な守備陣を藤田義明、フェルジナンドのダブルボランチが支えている。

かといって、攻撃偏重のチームというわけではない。前線からプレスをかけてパスコースを限定し、確実に数的優位を作ってボールを奪う守備は基本に忠実。さらに、右SBに駒野、CBには伊野波雅彦を擁する最終ラインには安定感がある。左SBの宮崎智彦、CBの伊野波がコンディション不良により福岡戦の出場が危ぶまれているとの情報もあるが、攻守に渡って組織で戦うチームは、メンバー変更があっても、その実力に変わりはない。

あくまでもアグレッシブに挑む福岡
さて、その磐田に挑む福岡だが、愛媛戦をドローで終えた後のトレーニングは緊張感あふれるものになった。1日のオフを挟んで再開された19日のトレーニングでは、指示が思うように伝わらないマリヤン・プシュニク監督がいらだちを隠せずに大声で怒鳴るシーンも。練習場が重苦しい空気に包まれたこともあった。しかしながら、愛媛戦で見せることができなかったアグレッシブな姿勢を取り戻そうという想いはチームに共通するものだ。

その一環として、紅白戦を愛媛戦とは違うメンバーで実施。それだけではなく、何度も、何度も、メンバーとポジションを入れ替えた。「我々にとって明確なのは、戦って走る選手、アグレッシブに戦える選手を使っていくということ」と話すのはプシュニク監督。あくまでも選手に求めるのは、対戦相手がどこであろうと、自分たちの生命線であるアグレッシブな姿勢を前面に出して戦うこと。そして、選手たちは局面で激しくぶつかり合って、その意図に応えていた。

そんな中で、特に激しくアピールをしていたのが、オ チャンヒョン、武田英二郎、森村昂太の3人。いつ出番が来ても問題がないところを示した。いい内容と、悪い内容の試合を繰り返す福岡にとっては、強豪磐田との試合とは言え、シーズン序盤でつまづかないためには、自分たちのサッカーを表現することは最低限やらなければいけないこと。最終的に誰が試合に出場するかは、最後の最後まで分からないのがプシュニク流だが、どのような決断を下すのか興味深い。

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ひるむことなく勝利を目指せ!
福岡にとってポイントとなるのは、どこでボールを取りに行くのか。そのために、どこで激しくプレスをかけるのかということだろう。「我々は1対1のところで勝つようにトライするが、相手の個の能力は高く、2対1の状況を作って対応しないといけない」とプシュニク監督は話すが、むやみにプレスに行けば、それをはがされて守備網を崩され、かと言って、中途半端なプレスでは磐田に自在にボールを回される。行くところと、行かないところについてチームとしての意思統一を図り、連動したプレスをかけられるか否かが勝敗を分けることになる。

いずれにせよ、怖がって下がってしまえば後手を踏む。磐田にボールを握られる難しい時間帯が長くなることは確実だが、90分間に渡ってアグレッシブさを保つことで活路を見出すことはできるはずだ。「いいアプローチ、いいプレー、そして少しの運があれば、どんなチームにも勝機はある。我々は、それを京都との試合で証明してみせた」。福岡は、それを再現すべくヤマハスタジアムに乗り込む。

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