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『集団の責任』に逃げてはいけない

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【中倉一志=取材・文・写真】
内容 練習終了後の共同囲み会見
日時 2014年3月20日(木)
場所 雁の巣球技場

◎マリヤン・プシュニク監督;
Q:今週は準備期間が1日短い中、激しいトレーニングをされているようですが、いい準備はできましたでしょうか?
「1日短いのはジュビロ磐田さんも同じです。言い訳は通用しません。本音を言えば、決して冗談ではなく、30年でも時間がほしいところです。私が来てから14か月、一緒にトレーニングをやってきましたが、選手たちは、まだまだサッカーに対する興味が足りませんし、質問を投げかけることも、質問に対して答えることも躊躇する傾向は変わっていません。いい選手と悪い選手の違いは物事を理解する力の差です。その理解力を上げていくためには、いろんな質問をして、いろんな答えを見つけていかなければなりません。けれど、それができていません。出る杭は打たれるという考えがあるのかも知れませんが、それは我々アビスパ福岡の考えではありません。出る杭はそのまま救われる、それが我々の考えです。
また、コミュニケーションを取れない選手はチームの一員として活動することはできません。喋らない、他の選手に教えない、それが出来ない選手は先輩とは呼べませんし、チームに対してインパクトを与えられない外国籍選手は、外国籍選手とは呼べません。そうした選手は我々のチームには要りませんし、先発に絡んでいこうとか、ベンチ入りも含めて18人の選手に入るという野心がない選手も同様です。我々にとって足りない部分は、そういうところであって、準備期間が1日短いことではないのです。
去年、我々は250日の練習をし、今年も70日の練習をしてきました。そして、これまでに約50試合を消化しました。その間、私はコミュニケーションを取ること、話すことが大切だと、ずっと話し続けてきました。なぜなら、それが成長するためには必要だからです。試合の中に喋らない、練習中に話さないことに関して言い訳は通用しません。布陣や戦術に関して分からない時、あるいはセットプレーの時にどこに立つのか分からない時に、ただ黙っていても誰も教えてはくれません。あるいは素早いプレーをしなければいけない時、わざとプレーを遅らせる必要がある時、そういう時は誰かが判断し、それを言葉で伝えないといけないのです。『集団の責任』という言葉に逃げてはいけません。我々は大きなクラブではなく、26人の選手しかいない小さなクラブです。それぞれの選手に名前があるのです。自分自身の仕事に対して、しっかりと個の責任を果たさないといけません。個の責任を追うことがストレスになると言うのなら、他の仕事を探すしかありません」

Q:メンタル面は簡単に変えられるものではありませんが、それでも試合はやってきます。現状の中で、磐田戦では選手に何をさせたいのか、あるいは、選手のどんな所を見たいと思っていらっしゃいますか?
「今まで私がやってきたように、アグレッシブに戦う、ボールに行く、そしてボールを前へ運ぶことです。愛媛戦では立ち上がりはいいプレーをしていました。けれど、得点した後、我々はやらなければいけないことを止めてしまいました」

Q:紅白戦では愛媛戦のメンバーと何名か代わっていましたが、それは何人かの選手の愛媛戦での姿勢に問題があったと言うことでしょうか?
「今日の紅白戦が特別だったわけではなく、昨日の紅白戦も、愛媛戦とも、今日の紅白戦とも違うメンバーでやっていました。ただ、何人かの選手は、スタメン入りしていることを理由に戦わなくなってしまっています。我々にとって明確なのは、戦って走る選手、アグレッシブに戦える選手を使っていくということです。自分がスター選手だと勘違いし、ピッチの上で戦う姿を見せない選手は私は使いません。私はしっかりとした大人の選手を使っていきたい、自分の責任を果たせる男を使っていきたいと思っています」

Q:磐田は、去年のG大阪や神戸のように、J2では力が抜きん出ているチームだと思いますが、そうしたチームに勝つことの意義を、どのように考えていらっしゃいますか?
「磐田、湘南、京都は、去年のG大阪、神戸と同じようなチームです。彼らにはJ1のクラブとしての伝統があり、大きな予算を持ち、そして良い選手が所属しています。でも、サッカーは面白いもので、いいアプローチ、いいプレー、そして運があれば、どんなチームにも勝機はあり、我々は、それを京都との試合で証明しました。その一方で、熊本戦や愛媛戦では、我々はやってはいけないプレーをしてしまいました。その波が大きいことが我々にとっての問題で、なぜなら、それは我々の成長を止めてしまうことになりかねないからです。(三島)勇太や金森は若いので、良かったり、悪かったり、波があるのは理解できます。けれど、経験のある選手に同じようなことが起こるのは私にはわかりません」

Q:やはり、磐田みたいなチームと対戦する時には、京都戦のように全員がプロとしての責任を果たせなければ勝てないものでしょうか?
「その通りですね。京都戦は我々の色を最も出すことができた、我々の模範とも言うべき試合だったと位置付けています」

Q:対磐田と言うところで見た場合、監督が最も注意するところは、どんなところでしょうかか?
「個人の質が高いというところです。ですから我々は互いに助け合って試合をする必要があります。これまでと同じように、1対1のところで勝つように我々はトライしていきますが、それでも相手の個の能力が高いので、2対1の状況を作って対応するということをやっていかないといけません」

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