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J2第3節 福岡vs.愛媛プレビュー


【中倉一志=取材・文・構成】
2014Jリーグ ディビジョン2 第3節 アビスパ福岡vs愛媛FC
3月16日(日)13:00キックオフ(レベルファイブスタジアム)

大幅補強の愛媛FC 目標は6位以内
今シーズンの目標を6位以内とする愛媛FCは、得点力アップと、中心選手が抜けたGKと最終ラインの整備を主な目的として13人を補強。就任2年目を迎える石丸清隆監督が求める、ボールをつないで自分たちからアクションを起こすサッカーというスタイルに変わりはないが、前線、最終ラインのメンバーはガラリと変わった。

特に前線には個性豊かな選手が揃う。1トップを務めるのは、福岡サポーターにはお馴染みの西田剛。ボールを治める能力と、泥臭くゴールを狙うスタイルは健在。福岡時代には満足のいくゴール数を上げられなかったが、新たな土地で「爆撃機」として暴れることを改めて誓っている。その西田の下には、原川力、堀米勇輝の2シャドーが並ぶ。原川はU-21日本代表の主力を務めるゲーム感覚とパスセンスに定評がある若きゲームメーカー。堀米はスピードとドリブルを武器に積極的に仕掛ける姿勢が持ち味の選手。西田を起点にして、それぞれの特長を持つ3人が作る攻撃は侮れない。

基本的なスタイルはパスサッカー。後方からでも滅多なことではロングボールを使わず、丁寧にビルドアップするのを特長としている。相手ボールの時は5バック気味に守っているが、吉村圭司、渡邊一仁の両ボランチから、2列目の選手への縦パスを入れて攻守のスイッチを切り替える。高い位置からのカウンター攻撃には自分たちの形を持っており、ボールを中心にして、後方から次々と駆け上がってくる攻撃はリズム感にあふれる。その一方で、遅攻になると足元へ繋ぐ傾向が強く攻め手に欠くという課題も併せ持っている。
愛媛FC直近2試合の布陣
0302_ehime.png
 第1節(3/2 対横浜FC戦)
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 第2節(3/9 対水戸戦)
京都戦のサッカーを再現できるか
さて、京都戦で自分たちの力を余すことなく発揮し、熊本との開幕戦で味わった悔しさを払拭した福岡だが、マリヤン・プシュニク監督をはじめ、選手全員の口から出てくる言葉は、京都戦で表現した内容と、手にした結果を、愛媛戦で再現できなければ意味がないという言葉。"J2優勝候補・京都"を破ったことを評価しながらも、満足している様子は見受けられない。

最大のポイントが高い位置からのプレスが機能することであることに疑いの余地はないが、その上で、石津大介、中原秀人、パク ゴンのMF陣が、再び高い連携とパフォーマンスを発揮できるかどうかが、自分たちのサッカーを表現するための鍵になるだろう。特に注目されるのはパク ゴン。京都戦の勝利は、パク ゴンの存在が最終ラインの余裕を与えただけではなく、中原の守備面での負担を減らし、その結果、中原が高い位置で攻守に渡ってバランスを取れるようになったことで、城後を前線へ押し上げることにつながった。

そして何より、京都に対して表現した「戦う姿勢と態度」を、もう一度表現することが必要になる。城後は「愛媛が京都よりもレベルが下のチームと考えるのではなく、自分たちと同等、あるいは自分たち以上のチームだと考えて、チャレンジャー精神を持って、試合開始から臨みたい」と話す。福岡の生命線は、どんな相手にも対してアグレッシブに戦うことにある。それを表現できなければ、それは福岡ではない。

勝負を分ける中盤の攻防
愛媛は今シーズン、まだ無得点とはいえ、自分たちの形に持ちこんだ時には流れるような攻撃を展開する。2シャドーのパスやドリブルによる仕掛けは効果的で、この2人が前を向けば、両ウイングバックはもとより、最終ラインからもオーバーラップを仕掛け、その攻撃は分厚い。福岡が避けたいのは、高い位置で原川と堀米に前を向かせること。奪われた時に、いち早くプレスバックして、2シャドーへのパスの供給源である吉村、渡邊のプレーを制限できるかが守備面での鍵になる。

攻撃面においては、不要に攻め急がないことが必要だ。愛媛は5バック気味に守るが、速く攻めようとするあまりに、互いの距離感が広がり、長いパスが増えては福岡のリズムは生まれない。相手の間でボールを引き出す石津大介を起点にしながら、両WBの前のスペースを使って相手を引っ張り出せれば、縦横無尽にポジションチェンジを繰り返す福岡の特長が活きるシーンが増えるはずだ。奪ってからの速い攻撃を仕掛けることが大原則だが、背後のスペースを消された時は、慌てずに、ボールを動かしながらスペースを作る作業が必要だろう。

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