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大切なのは継続すること(プシュニク監督)


【中倉一志=取材・構成・写真】
内容 練習終了後の共同囲み取材
日時 2014年3月13日(木)
場所 雁の巣球技場

◎マリヤン・プシュニク監督;
Q:京都戦では選手1人、1人が責任を果たし、監督がおっしゃっているメンタル面ての成長が少し見えたのではないかと思います。
「でも、市場の小鳥がさえずったからと言って、春が訪れたわけではありません。我々は、引き続き継続していく必要があります。ミスが少なく、いい内容の試合ができたことは、私も嬉しく感じています。同時に、我々がやれるということをプレーを通して証明することもできました。けれど、それを継続することが難しいのです。我々のパスをつなぐサッカーを継続し、ゲームの理解度を深め、さらにコミュニケーションを取っていくこと。それらを継続していくことで、初めて我々が良いチームになったと言えるのだと思います」

Q:京都戦は、熊本戦とは全く違った試合で満足だとおっしゃっていましたが、京都戦に臨むに当たって、選手たちに何か特別な言葉をおかけになったのでしょうか?
「モチベーションを上げるための方法はいろいろとあり、また、私の言葉も選手によって受け取り方は様々です。けれど、何を言ったかが重要なのではありません。素晴らしい言葉をかけたからと言って、選手たちのパフォーマンスが上がるとは限らないからです。我々は、ホームとアウェイで多少の違いがあるとは言え、いつも同じやり方で試合に向けて準備をします。そして、言葉かけが良かったから京都戦で良い試合ができたのではなく、それは、いい準備を積み重ねた結果です。試合で戦える姿勢を見せられるかどうかは、日常のトレーニングの中で培われていくもので、それは言葉かけによるものではありません。選手たちのパフォーマンスはトレーニングでの準備がすべてです」

Q:では、監督から見て熊本戦と京都戦での大きな違いは、どんなところだったのでしょうか?
「ミスが少なく、より強く戦いました。チャンスも作ったし、よく喋っていました。そして最も大きな違いは、失点をしなかったということです。熊本戦では愚かな2失点を喫し、1得点しかできませんでした。けれど、京都戦で勝ったとは言え、それは浮かれるような結果ではありません。ただ単にシーズンのうち2試合を消化しただけに過ぎません」

Q:得点の部分について、相手が京都であることも考慮する必要はあるとは思いますが、最終的に1点でした。この部分について、監督はどのような意見をお持ちですか?
「試合によっては、3点、4点取れるような試合をやっていかなければいけないと選手たちには話しています。けれど、J2では攻撃に力を割くチームは少なく、多くのチームが守備に主体を置いています。例えば、3-4-2-1のシステムで戦うと言っていても、ピッチに入れば、実際には5-4-1のような形で戦い、そこからカウンターアタックを仕掛けてきます。ですから、その守備ブロックを崩すのは難しいと言うのが正直な感想です。それでも、得点に対する意識は高く持っていかなければいけません。京都戦を振り返れば、PKのシーン、そして、ノリ(酒井)がペナルティエリアの中でシュートを打ったシーンは、本来であれば得点につなげなければいけませんでした。ただ、京都には、我々よりもいい選手がそろっていますし、日本のサッカーシーンの中で価値の高い選手がいますから、そう何回もチャンスをくれるようなチームではありません。ですから、何度も得点チャンスを作ったということに関しては、私は満足しています」

Q:京都戦ではパク ゴン選手をアンカーの位置で起用し、中盤の構成を少し変えました。パク ゴン選手に期待したことは何だったのでしょうか?
「1対1のところで勝ちきり、ボールを奪いきり、そして、相手にプレッシャーをかけ続けることです。パク ゴンが見せたプレーは、私が期待していた通りのものでした。
また、中盤の構成を変えたことに関してですが、我々は、相手によってアプローチの仕方を変えていきます。ダブルボランチで行くこともあれば、3ボランチで試合に臨むこともあります。けれど、ボランチが何枚なのか、どのような布陣であるのか等々は問題ではありません。状況に応じて、選手がどのようにプレーするかが大事なのです。それを、これからのトレーニングでも徹底していきたいと思っています」

Q:パク ゴン選手も含めて、イエローカードをもらわずに守りきった守備陣を、どのように評価されていらっしゃいますか?
「イエローカードをもらったかどうかという問題と、アグレッシブだったかどうかは別の問題です。アグレッシブにプレーした結果、勢い余ってファールになってしまったり、あるいはプレーが遅れてファールになり、イエローカードをもらってしまうことはありますが、けれども、その枚数が我々のアグレッシブさを物語っているわけではありません。もちろん、我々がイエローカードをもらわずにアグレッシブに戦えるのがベストな状態ですし、京都戦では、カードをもらうことなく、タックルや1対1の状況で、我々は十分に勝ちました。ですから選手たちには、この戦い方が我々の将来の模範になると話しました」

Q:京都戦後の選手たちの練習ぶりは、監督ご自身は、どのように見ていますか?
「今日は(3/13)は強風にかなり悩まされましたが、オフ開けの昨日は、かなりいいトレーニングができました。とはいえ、トレーニングに対する姿勢という点では、昨年から問題はありませんでした。我々にとって問題なのは、トレーニングのパフォーマンスを、そのまま試合で発揮できないということです。そして、我々が次に何を変えたいのかと言えば、もっと、もっと球際のところを厳しくすることです。けれど、1000年も続く「先輩」「後輩」という日本の伝統は簡単には崩せません。もっと向上するためには、トレーニングや紅白戦の中で、坂田や、古賀にタックルできるようにならないといけません。それができるようになってはじめて、我々はもっと向上することができるのです。現状で言えば、無意識のうちに、先輩、後輩の関係が影響しているということはあると思います」

Q:愛媛に対して、どのような印象を持っていらっしゃいますか?
「まず第一にやってはいけないことは、相手を見くびることです。愛媛戦は、京都戦以上に、もっと真剣に取り組んでいかなければなりません。勝点3というものは、最大限の努力と準備をして、はじめて手に入れることができるものだからです。その上で、相手よりも質の高いサッカーをして、相手よりも質の高い選手がいるということを証明しなければいけません」

Q:京都戦では個性的な2トップを無失点に抑えましたが、愛媛は特長的な1トップ、2シャドーがいるチームです。そこに対するアプローチは、どのように考えていらっしゃいますか?
「我々がどのように対応できるのかは、選手たちのメンタル次第です。愛媛のFWが3人であれ、4人であれ、それは私は気にしていません。私が最も気にしているのは、我々の戦う気持ちや姿勢がキープされているのかということです。京都戦で見せたような、1対1の局面で激しく戦う姿勢が、そのままキープされていくのであれば、愛媛戦で私が特に気にすることはありません。愛媛の攻撃陣の質は、京都の質よりも高くはないからです」

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